ガス系消火設備の誤放出による死亡事故をなくす救世主!人体に無害で、環境にやさしく省スペースな新世代ガス系消火設備・K/SMOKE GAS誕生です。(特許出願中)

年 | 月 | 二酸化炭素の誤放出事故の概要 | 死者数 | 負傷者数 |
---|---|---|---|---|
1993 | 10 | 空調設備工事にて消火設備の電気配線に損傷を与えた | 1 | 0 |
1995 | 2 | 立体駐車場にて駐車場の操作ボタンと消火設備の操作ボタンを間違えて押下 | 2 | 0 |
2001 | 7 | 立体駐車場にて駐車場の操作ボタンと消火設備の操作ボタンを間違えて押下 | 1 | 0 |
2010 | 5 | 機械式駐車場にて駐車場の操作ボタンと消火設備の操作ボタンを間違えて押下 | 0 | 1 |
2010 | 6 | 機械式駐車場にて消火設備の点検中に誤放出 | 0 | 4 |
2011 | 10 | 機械式駐車場にて何者かが消火設備の放出ボタンを押下 | 0 | 1 |
2020 | 12 | 機械式駐車場にて消火設備の保守作業中に誤放出 | 1 | 10 |
2021 | 1 | ビルの地下駐車場ボンベ室にて消火設備の作動点検中に誤放出 | 2 | 1 |
2021 | 4 | マンションの地下駐車場にて天井張り替え作業中に誤放出 | 4 | 2 |
ガス系消火設備に使用される消火剤は、誤放出による死傷事故や地球温暖化・オゾン層破壊等の人や環境への影響により設置が懸念されています。

安全・クリーンなガス消火
K/SMOKE GAS
消火メカニズム
カリウムが燃焼サイクルを断ち切り消火する
燃焼サイクルとは、通常、空気中で安定している水素や酸素、水分が不安定化し急速に反応を繰り返す状態。
K/SMOKEはガス化したカリウムが酸素、水素と反応することにより、燃焼サイクルを断ち切り、スピーディーに消火します。



3つの特長

特長1 人体に安全
世界初、人体に無害なカリウムが主成分の薬剤を使用しており、環境にも優しく、消火汚損も少ない。

特長2 環境に優しい
K/SMOKEの薬剤は、地球温暖化係数・オゾン破壊係数共にゼロ。既存の消火薬剤と比較して、少量で同等以上の消火能力を有するため、消火剤による環境負荷や使用後の汚損が少ない。
また、設備を小型化できることで、製造・施工・廃棄の過程で使用するエネルギーや二酸化炭素排出量を削減できることから地球環境の保護に貢献。

特長3 施工・メンテナンスの負担と工期を大幅削減
ス系消火薬剤のボンベが不要なので設備が簡略化され、施工・メンテナンスの負担が大幅に低減。
K/SMOKEの薬剤は国内で生産・製造しているため、安定した供給が望めるだけでなく、消火薬剤が火薬類取締法に該当しないため、製造・販売・運搬・使用にも制約なし。(昭和25年法律第149号)
ガス系消火設備の歩み

既存消火装置との消火能力比較

防護空間1㎥の消火に必要な消火剤量(全域放出方式 g/㎥)
K/SMOKE消火薬剤の成分比較
有害物質 | K/SMOKE | 他社製品 |
---|---|---|
シアン化水素(HCN) | 0ppm | 98.0ppm |
一酸化窒素(NO) | 0ppm | 0.97ppm |
二酸化窒素(NO2) | 0ppm | 1.08ppm |
アンモニア(NH3) | 0ppm | 58.3ppm |
ガス系消火設備とのボンベ数とスペース比較
K/SMOKE GAS | ハロン 1301 | HFC- 227ea | 二酸化 炭素 | 窒素 | |
---|---|---|---|---|---|
スペース | 0㎡ | 9㎡ | 12.25㎡ | 14.25㎡ | 23.75㎡ |
ボンベ | 0本 | 18本 | 30本 | 41本 | 77本 |
(床面積 1,000㎡ 内容積 3,000㎥の場合)
ボンベ室イメージ

ボンベ室から電気室や機械室などに消火薬剤が放出されます。
K/SMOKE GASを使用することで、これらの設備が不要となります。
活用イメージ
商業施設の機械式駐車場やオフィスのサーバールームなど、消防法に基づきガス系消火設備が設置されている場所での使用を想定しています。
設置場所例
駐車場、サーバールーム、機械室、書庫、美術品保管庫など
メンテナンス比較
ガス系消火剤のボンベが不要のため、ボンベ室や配管などのスペースも不要となり、メンテナンスも容易です。
消火実験
実験条件
実験内容:K/SMOKE GAS(薬剤量 2kg)を設置した模型に、ガソリン4,000mLを散布し点火。
模型サイズ:12㎥(2m(W)×2m(D)×3m(H))
実験結果:装置起動後、約10秒後に消火。ガソリンは約8割の3,200㎖が燃え残った。
実験の様子


K/SMOKE GASの設置については、ルートC(消防法第17条第3項)による申請が必要です。
設置に当たっては防護対象物に応じた設計を行います。