泡消火薬剤は、点検基準および点検要領により、毎年泡消火薬剤の機器点検が義務付けられております。
泡消火薬剤の検査を正確に実施するため、検査用の薬剤を入れる専用容器「泡消火剤サンプリングキット」をご活用ください。
経年変化試験
[泡消火薬剤の技術上の規格を定める省令(昭和50年12月9日 自治省令第26号)・(一財)日本消火装置工業会「泡消火薬剤経年変化試験の性能試験方法」]
比重、粘度、水素イオン濃度、沈殿量、膨張率、25%還元時間、水成膜試験(水成膜泡消火薬剤のみ)の検査を行います。
一体点検
[固定式の泡消火設備を設ける屋外タンク貯蔵所の泡の適正な放出を確認する一体的な点検に係る運用について(平成17年3月30日 消防危第63号)]
比重、粘度、水素イオン濃度、沈殿量、膨張率、25%還元時間、水成膜試験(水成膜泡消火薬剤のみ)の検査を行います。
PFOSサンプリング検査
[消火薬剤の機能を維持するための措置(平成22年9月30日 消防庁告示第16号、消防予第442号)]
比重、粘度、水素イオン濃度、沈殿量、表面張力(たん白泡消火薬剤のみ)、膨張率、25%還元時間、水成膜試験(水成膜泡消火薬剤のみ)の検査を行います。
PFOS含有検査
「PFOS含有」、「PFOS非含有」または「PFOSみなし含有」に区分します。