廃消火器の破裂事故が連続して発生し、社会的な問題になっています。このような事故を未然に防ぐため、次に示すことがらについては、十分ご注意ください。
消火器を設置する際は、水・熱・日光・腐食性ガス・薬品などから、できるだけさけたところに設置してください。
やむを得ず、容器にサビや腐食あるいは劣化を著しく促進させるところ、また、機能障害につながる恐れがある場所に設置しなければならないときは、短期間の内に腐食が進行しないような防止処置を施してください。
さらに点検期間を短縮して維持管理に十二分に留意してください。
家庭用などの法的対象外の消火器設置についても、一般の消火器と同じように注意をしてください。
設置している消火器は、劣化・機能障害を早期に発見するための点検を定期的に行い、不良部品の交換や消火薬剤の再充てんなどを確実に実行しなければなりません。なお、点検整備時に事故を起こさないため、消火器の取扱いには十分注意して作業してください。
容器のサビや腐食・劣化の著しいものは新しい消火器と一刻も早く取り替えてください。
工業製品である以上、消火器にも経年変化による寿命があります。消火器は圧力容器です。社団法人日本消火器工業会では、消火器容器の寿命は、おおむね「耐用8~10年」と考えています。
事業所等で行われている消防法に基づく点検における設置状況や消火器の外形の確認をご紹介します。
『消防用設備等の点検要領の全部改正について(平成14年6月11日 消防予第172号)』
※ただし、消防用設備等の法定点検は国家資格である消防設備士、もしくは点検資格者がおこなっています。
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