- 「浴室、トイレ」にはスプリンクラーヘッドの設置を免除することができるのですか。
-
免除できます。消防法施行規則第13条第2項第1号に規定する浴室やトイレは出火危険が少なく、万一出火しても他に延焼する危険がすくないため、スプリンクラーヘッドの設置を省略することができます。(S48.10.23 消防予140)
- 放水型SPの現地操作盤をいたずらされない様に高い位置に設置したいのですが、設置範囲はありますか。また、現地操作盤を簡単に操作出来ない様な措置はできますか。
-
0.8~1.5mの高さの範囲内に設置をしてください。現地操作盤は簡単に操作出来ないよう電気錠付きになっています。火災を感知した場合に電気錠が開錠されます。
- 開口部を有しない場所にはパッケージ型消火設備を設置できないのはどうしてですか。
-
パッケージ型消火設備は屋内消火栓設備と比較して消火薬剤放射時間が短いので、消火に失敗した際のための退路の確保ができる防火対象物に設置する必要があります。火災の際、有効に排煙できるとともに、避難時には主要な避難口を容易に見通すことができる場所に設置してください。