- 開放された屋上の駐車場に二酸化炭素消火設備を設置することはできますか?
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設置できます。消火効果から見ると、燃焼している部分に集中して放射できる移動式のものが適しています。(S50.06.16 消防安65)
- 移動式の二酸化炭素消火設備が設置できない、「火災のとき煙が著しく充満するおそれのある場所」とはどのような場所ですか?
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「火災のとき煙が著しく充満するおそれのある場所」がどのような場所かの特定はされていません。常時外気に直接開放されている開口部又は随時容易に開放しうる開口部(排煙に有効な大きさが必要)を有する場所であれば設置してもよいとされています。(S50.06.16 消防安65)
- 毎日定期的に点検のために作業員が入出する電気設備室、通信機械室等は「常時人がいない部分」と解釈してもいいですか?
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「常時人がいない部分」の解釈であっています。(H14.09.30 消防予281)
- ハロンはオゾン層を破壊するため、消防用設備に使用すべきではないという意見がありますが、政府の見解はどうなっているのですか?
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平成12年に日本政府が国連環境計画(UNEP)に提出した「国家ハロンマネジメント戦略」でも明らかなように、特定非営利活動法人「消防環境ネットワーク」を中心にハロンの設置、回収、再利用について徹底したリサイクルシステムの管理が行われており、むしろハロンを有効活用してリサイクルシステムを維持促進することが地球環境の維持に寄与するものであるというのが、消防庁、環境省等を含めた政府の見解です。ハロンは特に消火性能に優れ、人体に対する安全性が高いので、必要不可欠な用途(クリティカルユース)には積極的に使用すべきものとされています。(H25.09.20 事務連絡)
- 粉末消火設備のガス量は、規則第21条第4項6号ロにおいて、クリーニングに必要な量を加えた量とあるが、クリーニングに必要な量はどのような方法で決めるのですか?
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「クリーニングに必要な量」は設置条件等(配管の長さ、口径及びバルブの使用回数等)により異なるので、具体的な基準は定められていません。ただし、これまでの試験結果等から、配管等に残った粉末の消火剤をクリーニングするためには、最低消火剤を放射したときと同量以上のガスが必要であることとされているため、加圧用ガス量と同様、消火剤1kgにつき20g以上の量が必要であるとされています。(S52.01.27 消防予12)
- 移動式のソーラーバッテリーの寿命は何年ですか?
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ソーラーバッテリーの品質保証期間は設置後1年間です。設置状態(日射量)により異なりますが、通常の使用状態で3~5年を目安に交換が必要となります。
- 移動式の表示灯の電源は乾電池でもいいですか?
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乾電池は使用できません。専用電源、非常電源、ソーラーバッテリー等を使用してください。
- 移動式のソーラーバッテリーを交換する場合、電気工事士の免許は必要でしょうか。必要でしたら何種が必要になりますか。
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ソーラーバッテリーを扱う電圧は10V以下ですので低圧の領域で、感電等人体への影響はありません。電気用品取締法の適用除外のものです。設置工事には電気工事士の資格は必要ありませんが、所轄の消防に届ける際には、消防設備士の資格が必要になる場合があります。
- 移動式のソーラーバッテリーは安全センターで認証されていますか。書類等はありますか。
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ソーラーバッテリーも設置する形状で認証を得ています。
日本消防設備安全センター発行の資料がございます。
お問い合わせフォームより、ご依頼ください。 - 簡易自動消火装置は点検義務がありますか?
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当社または点検業者に定期点検を依頼してください。(6ヶ月に1回程度)消防法的に根拠はございませんが、メーカー推奨としております。
- 自動消火装置を海外へ輸出した場合の非該当証明書はありますか?
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ございます。お問い合わせフォームより、ご依頼ください。