消火設備

樹脂配管

鋼管によるスプリンクラー設備の配管に変わる新システムとして開発されたのが「樹脂配管システム」です。「樹脂配管システム」は、(一財)日本消防設備安心センターの認定を取得しています。 耐熱性・耐圧性・漏れない継手という特長に加え、自由に曲げることができる樹脂の特性を発揮することで、特に大規模なスプリンクラー設備において高く評価され、また、住宅用スプリンクラー設備にも広く活用されています。

樹脂配管

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認定内容と適用範囲

型式記号 認定番号 適用消火設備 口径 主な用途
エルメックス-SP PL-001-2号

スプリンクラー設備

(湿式・乾式)

水噴霧消火設備

(湿式・乾式)

16A、25A(管・継手)

共同住宅

グループホーム

エルメックスS-SP30 PL-002-2号

30A、40A(ヘッダー)

エルメックス-SPT PL-014-1号

20A(管・継手)

一般建築
エルメックスS-SPT PL-015-1号

40A、50A(ヘッダー)

※エルメックス-SP プレハブ加工技術認定証取得

特長①  可とう性があります。

●樹脂パイプに可とう性(可撓性=曲げることができる)がありますので、エルボの必要がなく部材費を軽減することができます。

●従来の部材のように厳密な寸法取りの必要がなく、施工が簡単です。

●巻出し管は10m以下の場合は支持がいらず、このことも施工を容易にします。

●部材のたわみが、すぐれた耐震性につながります。

特長②  軽量です。

●重量は、樹脂管20AではSGP25Aの10分の1、樹脂16AではSGP25Aの15分の1の軽さです。

●軽量ですから運搬が容易、重量物運搬設備の必要はありません。

●可とう性があり軽量である利点を生かし、プレハブ加工が可能です。このことが工期の短縮と設備のグレードアップにつながります。

特長③  高い耐腐食性があります。

●酸化・電食による腐食はまったくありません。

●腐食・異物付着による配管閉鎖がおこりません。

特長④  現場での施工品質が保てます。

●樹脂配管と継手の接続は専用のコントローラ(電気融着器)を使用します。

●融着時間の必要条件は自動的に設定されます。

●施工性向上と同時に漏水のない確実な配管ができます。

樹脂配管の使用条件

●湿式スプリンクラー設備・乾式スプリンクラー設備に使用します。

●アラーム弁2次側以降の横引き配管からスプリンクラ一巻出し配管部とします。

●準不燃材仕上げの天井内隠ぺい部に配管することができます。

●最高使用圧力は1.0MPaです。

●最小曲げ半径は8D(130mm)です。

●巻出し管(10mまで)の支持は不要です。

Point

一般建築向けのパイプ・継手は消防庁告示の軽易耐熱性試験に合格。 オフィスビルやショソピングセンターなどの大空間で、天井に開口部がある場合でも使用できます。また、 改修工事などでパイプの支持固定が困難な場合には、「10m以下の巻き出しでは基本的に支持固定不要」の認定が威力を発揮。特に、狭い空間や曲面のある天井では、 パイプの 可とう性が設計の自由度を広げます。

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